カンブリア宮殿『おもいのフライパン』と人気ブランド『STAUB』(ストウブ)徹底比較

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画像引用元:おもいのフライパン公式オンラインショップ

実は、私『STAUB』(ストウブ)愛用しています。
『おもいのフライパン』は『STAUB』(ストウブ)と同じ鋳物製。
今回カンブリア宮殿で紹介される石川鋳造の
『おもいのフライパン』がめっちゃ気になります!
なので『おもいのフライパン』と『STAUB』(ストウブ)を
徹底比較してみました!

画像引用元:Staub公式ホームページ

『おもいのフライパン』と『STAUB』徹底比較

『おもいのフライパン』について

製造メーカー

創業1938年の愛知県にある老舗鋳物メーカーの
石川鋳造株式会社が2017年に『おもいのフライパン』製造販売を開始。

材質と構造

『おもいのフライパン』はダクタイル鋳鉄。
ダクタイル鋳鉄とは、
組織中のグラファイト(黒鉛)の形を
球状にして、強度や延性を改良した
鋳鉄のこと。
力を加えたときに亀裂を生じにくい
性質を持っており、
普通鋳鉄よりも数倍の強度を持っている。

『おもいのフライパン』は鋳物。
鋳物とは高温で溶かした金属を、
型の空洞部分に流し込み、
冷やして固めた製品。

鋳物製品の特長は
熱伝導と蓄熱性が良いこと。

重さ

◆『おもいのフライパン24cm』
全長41.5cm 外径25cm 内径24cm
焼面高さ6.3cm 重量1.8kg

画像引用元:公式オンラインショップ おもいのフライパン24cm

◆『おもいのマルチパン26cm』
全長33cm 外径28cm 内径26cm
全高5cm 重量2.0kg


画像引用元:公式オンラインショップ おもいのマルチパン24cm
適した料理

『おもいのフライパン』が目指したのは、
世界で一番お肉が美味しく焼ける
フライパンだそうです。
一番おすすめの料理は、やはり肉を焼くこと。

食材への熱伝導率の良さを活かして、
焼く以外にも揚げる、炒める料理。
フライパンの蓄熱性を活かして煮込み料理も。

『おもいのフライパン』を選ぶメリット

①お肉が格段に美味しく焼けること

鋳物の特徴である熱伝導率の良さで
フライパン全体の温度が一定になり
食材への熱伝導率も良く、
料理が格段に美味しくなります。

食材の表面だけが焦げて
中は火が通っていない
なんてことがなくなります。

②適切なお手入れをしながら使用すると
一生ものの道具となる

③無塗装であること

無塗装である為、他の鋳物製フライパンより
熱伝導率が良く、
なにより人体に悪影響を及ぼすような塗装が
されていません。

④見た目のかっこ良さ

お手入れして使用してくうちに、
黒く艶々した重厚感あふれる道具となります。
調理後そのまま食卓へ出せば、
見た目も味も大満足!

『おもいのフライパン』を選ぶデメリット

①重さ

『おもいのフライパン』は
一般的なテフロン加工のフライパンの
重さの約2倍。
重いので出し入れする時の負担になり、
収納場所も考慮する必要があります。

②値段

例えば『おもいのフライパン24cm』は
17,600円(税込み)。
蓋は付属していません。
蓋付きの鍋として使用するには、
『おもいのマルチパン24cm』
19,800円(税込み)とセットで購入し、
フライパンを蓋として使用する必要があります。
セット購入の場合は500円割引となり、
36,900円で購入できます。


画像引用元:公式オンラインショップ おもいのフライパン&マルチパン24cm

一生ものの道具になるとはいえ、
気軽に買える値段ではないです。

③お手入れ

使用前後に適切な方法で
お手入れをしないと上手く使いこなせません。
しかし、メリットにも記載しましたが、
適切な方法でお手入れをしながら使うことで
一生ものの道具となります。

◆購入後
①洗剤を使用して洗う。
②火にかけて水気を完全にとばす。

◆調理前の準備
①フライパンを中火で十分に温めた後、
お玉2杯ほどの油を入れ全体になじませる。

②油が熱くなりフライパン全体になじんだら、
油をオイルポット等の別容器に戻す。

③調理に適量の油を入れて調理する。

◆調理後のお手入れ
①調理後フライパンが温かいうちに
タワシを使って温水で洗い流す。
食洗機使用不可。
油をなじませ油膜を作ることで
焦げ付きを防ぐので、
洗剤は使わない。

②火にかけて水気を飛ばし
乾燥したら表面に油を薄く塗って保管。

『STAUB』(ストウブ)について

製造メーカー

現在はZWILLING社のグループ会社となったSTAUB社。

STAUB社はフランスの
アルザス地方で1974年創業。
2008年に1931年ドイツ創業の
ZWILLING社のグループ会社となる。

材質と構造


内側と外側に
3回エマイユ(ホーロー)加工した鋳物、
鋳物の材質は鋳鉄。
エマイユ(ほうろう)加工とは、
鋳物に液状のホーロー(ガラス質エナメル)を吹きつけ、
800度で30分焼成する工程。
内側は黒マットエマイユという独自の
コーティング加工で、
焦げ付きにくくお手入れも楽。
ホーローは人体に悪影響を及ぼすものではないそうです。

外側のエマイユ加工は3層になっており、耐久性・保温性にすぐれています。

蓋の構造
【”アロマ・レイン” 旨みの雨を降らせよう】

『STAUB』の蓋には、
食材の中の旨みたっぷりの水分を
鍋の中で循環させる
ストウブ独自の仕組みが施されています。

ストウブの蓋裏には、
ピコやシステラという名の
小さな突起があります。

食材から出た水分が蒸気となり、
小さな突起を伝い、
水滴となって再び食材に
まんべんなく降り注ぎます。

水分が鍋の中で絶え間なく循環するから、
ふっくらジューシーな仕上がりに。
豊かな香りと味を、
逃さず食材に封じ込めます。

引用元:Staub公式ホームページ

この蓋の構造が、
調理の時にとっても良い仕事を
してくれるんです!

重さ

『STAUB』は商品のバリエーションが多いので、
『おもいのフライパン24cm』『おもいのマルチパン24cm』と
比較的使用感が似ているブレイザーと比較してみました。

画僧引用:Staub公式ホームページ ブレイザー24cm BLACK


◆『STAUBブレイザー24cm』
全長31.7cm 直径24cm 底面直径18.5cm
焼面高さ7cm 重量3.77kg(蓋を含めた重さ)

『おもいのフライパン24cm』と
『おもいのマルチパン24cm』を
ブレイザーのように蓋付き鍋として使用した場合、
合計重量は3.8kgです。

私は『STAUBブレイザー』を愛用していますが、重いです。。
なので、きっと『おもいのフライパン』も重いです(笑)。

ただし、重いことには理由があります。
鋳物鍋やフライパンの厚みは一般的なものより分厚いです。
その為、熱伝導率が良く、蓄熱性があり、
素材を美味しく調理でき、料理も美味しくなります!
鉄板焼きの鉄板は分厚ければ分厚いほど
美味しく焼けるそうです。
『おもいのフライパン』も『STAUB』も同じですね。

私は今まで一般的なテフロン加工された
軽い鍋を使ってたので、
始めて鋳物製鍋やフライパンを使った時に
”重っ!!!”となりましたが、
それ以上に料理が美味しくできるので、
重さは苦になりませんでした。

適した料理

『STAUB』も鋳物の特性である
熱伝導率の良さと蓄熱性を活かして、
色んな料理ができます。
煮る、焼く、炒める、揚げる、蒸す、煮込む。
全部美味しくできます。
特にお肉のから揚げは
短時間でカリッとジューシーに仕上がりますよ。

外だけ焦げて、中身はまだ生っぽい。。
2度揚げしないと美味しくできない。。
なんてことがなくなりました!

『STAUB』を選ぶメリット

①料理が美味しくなる

『おもいのフライパン』同様に
『STAUB』もお肉が美味しく焼けます。
熱伝導率が良いので、
短時間でお肉をジューシーに仕上げてくれます。
蓄熱性が良いので
火を止めた後の余熱調理もできます。
煮込み料理も美味しくできます。
揚げ物もおすすめです。

②適切なお手入れをしながら使用すると
一生ものの道具となる

③カラーバリエーションとサイズや種類が豊富

家族の人数や自分の好みや料理に合わせて
選ぶことができます。
キッチンコーディネートが楽しくなりますね。

④エマイユ(ホーロー)加工の為無塗装の鋳物よりお手入れが簡単

適度なお手入れは必要ですが、
無塗装の鋳物より
お手入れが簡単で使い易いので、
毎日使用しても苦になりません。

⑤見た目のカッコよさ

とにかく毎日の料理作りで気分が上がります!

『STAUB』を選ぶデメリット

①重さ

『STAUB』の鍋やフライパンは
一般的なテフロン加工のフライパンの
重さの約2倍。
重いので出し入れする時の負担になり、
収納場所も考慮する必要があります。

②値段

『STAUBブレイザー24cm』カラーBLACK 36,300円(税込み)
一生ものの道具になるとはいえ、
気軽に買える値段ではないです。

③お手入れ

エマイユ(ホーロー)加工されているとはいえ、
適度にお手入れは必要です。
お手入れをせずに使い続けると
食材が焦げ付きやすくなります。

◆購入後
 お鍋を中性洗剤とお湯で洗って乾かす。

◆調理前
①クッキングペーパー等に食用油をとって
鍋の内側、鍋のフチ、蓋裏の凸部分に塗る。
サビ防止に特に効果的。
※①の作業をシーズニングと言います。

②弱火で3〜4分加熱して、
鍋肌に油をなじませる。
油を焦げ付かせないよう、
ごく弱火にかける。

④触っても熱くないくらいまで冷めたら、
クッキングペーパーで余分な油を拭き取る。

◆調理後
①鍋が冷めてから中性洗剤とスポンジで
優しく洗う。
急激な温度変化を避けると長持ちする。

②水分を布で拭き取り
乾燥させた後シーズニングして保管。

『おもいのフライパン』と『STAUB』比較 まとめ

・製造メーカー
『おもいのフライパン』日本の石川鋳造
『STAUB』ドイツのWILLING社のグループ会社となったStaub社

・材質と構造
『おもいのフライパン』ダクタイル鋳鉄の鋳物
『STAUB』鋳鉄の鋳物ホーロー

・重さ
『おもいのフライパン』『STAUB』ともに一般的なテフロン加工鍋の約2倍

・適した料理
『おもいのフライパン』
どんな料理もできるが、
お肉を焼くのが得意

『STAUB』どんな料理もできる万能調理器具。

・『おもいのフライパン』を選ぶメリット
 ①お肉が美味しく焼ける
 ②一生ものの道具
 ③無塗装
 ④見た目がかっこいい

・『おもいのフライパン』を選ぶデメリット
 ①重い
 ②値段が高い
 ③お手入れしないと焦げ付きやすくなる

・『STAUB』を選ぶメリット
 ①料理がおいしくなる
 ②一生ものの道具
 ③カラーバリエーションとサイズや酒類が豊富
 ④エマイユ(ホーロー)加工されているので、
 他の鋳物鍋よりお手入れが簡単。
 ⑤見た目のカッコ良さ

・『STAUB』を選ぶデメリット
 ①重い
 ②値段が高い
 ③お手入れしないと焦げ付きやすくなる

以上『おもいのフライパン』と『STAUB』比較してみました。
比較してみると、
どちらも優秀な鋳物調理器具。

選ぶ時の参考になると嬉しいです。
最後まで読んで頂きありがとうございました!

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